この記事はコストコでの仕入れ方を解説する記事となります。
この記事では
- コストコの値札の見方
- コストコリピート仕入れの秘訣
- コストコ仕入れでの値崩れに対する考え方
を解説します。
読んで実践していただければコストコでのお買い物ついでに仕入れができるようになり買い物したのにお金が増えるようになれます(笑)
コストコの特徴
コストコせどりの特徴
- 仕入れ値が相場より安い
- 大量買いを歓迎してもらえる
- リピートも可能
といった特徴があります。
大量買いでも歓迎してもらえるのは気が楽ですし良い商品なら縦積みして大きく利益が取れるのでおすすめです。
コストコの注意点として、コストコは大量に仕入れをして各倉庫に配分しているので全国に同じ商品が同じ価格で大量にあるケースが多々あります。
そういった商品を何の工夫も無く仕入れると出品者が激増して確実に値下がりして利益がとれなくなるので気を付けましょう。
コストコは相場を無視した破格の商品もありますし、全体的に安く独自の商品もあるためリピートすることも可能ですのでぜひコストコせどりやってみてください。
コストコの値札
まずは値札の紹介です。
値札の話だけですと、いくつか種類がありますが単体でというよりこれらのマークが複合しているものが利益でやすいですね。
+
右上の「+」マークがある値札です。
これは「次回入荷未定」の意味です。
入荷無し確定ではないので「+」だけですと値札としてはかなり弱いです。
末尾の数字が77ですと安くなっているので「+」でもリサーチ対象です。
*
「*」は次回入荷無しという意味です。
コストコにはもう入荷しませんよという意味なので確実に廃盤ではないのですが、中には廃盤の商品もあります。
廃盤商品というのは需要のある商品であれば供給が無くなると値段が上がります。
コストコはほどんどの商品が市場最安値で買えるのでこれから値段が上がる廃盤商品を底値で買えるとおいしいですね。
末尾77
価格の末尾が77の商品はセール品というか安くなっている商品となります。
「+」や「*」と複合していることも多いです。
末尾77はリサーチ対象ですね。
末尾77は他倉庫と統一価格が多いので出品者が増加していないかは確認が必要です。
末尾66
末尾66は最も安い最終価格となります。
末尾77で安くなった商品がさらに安くなると末尾66での処分価格になります。
店舗独自の価格であり、値下がりリスクが最も少なく利益がとりやすい値札ですね。
ただし最終価格ですので在庫数が少なく、タイミングによってはそもそも末尾66の商品が無いこともあります。
激安なのですぐに売れてしまうこともあり遭遇率は低いですが見かけると熱いですね。
↓の商品は5980円から3966円に値下げしているのでそこだけ見ても安いことがわかりますね。
↓は末尾66のおもちゃです。スターウォーズのヨーダですね。
せどりすとプレミアムでリサーチしてみると…
一個当たり2715円の利益でした。回転も抜群で二個あったのでこれだけで5400円程の利益となります。
黄色いマーカー
黄色いマーカーでレジにて割引など書いてある商品は期間限定価格の商品です。
結論、見るのは値引きしているもの
以上が値札の紹介です。
コストコの値札の意味は単体ではなく複合しているので値札での絞り込みはわかりにくいかもしれません。
優先してみる値札
- 末尾66
- 末尾77
- 「*」
- 黄色いマーカー
このあたりとなります。この値札は普段の価格よりも安くなっているものだからです。
せどりというのは需要と供給の乱れで差益をとるので基本的にはいつも同じ価格のもので利益が出ることはありません。
普段より安くなっている物をリサーチしていきましょう。
コストコせどりでリピートするコツ
リピート商品ってみんな憧れますよね?
いつでも買えて無くなったら補充しに行くみたいな。
コストコにはそういった商品も存在します。
ただし先ほど書いた通り、せどりというのは需要と供給の乱れで差益をとるので基本的にはいつでも誰でも買えるわかりやすいもので利益が出ることはありません。
リピートできる商品の条件は2つ
- わかりにくいもの
- 定期的に安くなるもの
この2つです。
わかりやすいもの、誰でもJANコードを読みこんでリサーチすれば見つかる商品は必ずライバルに見つかるので利益はとれません。
リピートできる商品というのは「普通のリサーチではわかりにくいもの」なんですね。
これはコストコだけの話ではなくせどり全体に共通して言えることです。
わかりにくいものって何ですか?JANコードが紐ついていない商品です。
それではわかりにくい商品とはいったい何なのか?
答えはJANコードが紐ついていない商品です。
JANコードが紐ついていない商品はツールでバーコード検索してもカタログが見つからないためリサーチしたのに仕入れ対象だと判断できないという事が起こり、ライバルが増えにくいです。
Amazon上にはJANコードが登録されていないけど出品されている商品というのがたくさんあるんですよね。
コストコはリサーチツールで読み込んでカタログが無かったところから勝負が始まると思ってください。
そういう場所なのです。
JANコードを読みこんでもカタログが無かった商品は積極的にキーワード検索していきましょう。
キーワード検索であればJANコードを読みこんででなかった商品も見つかります。
とはいえJANでカタログが無かった商品を全てキーワード検索するのは果てしないです。
キーワード検索する商品は
- 有名メーカー
- 大幅値引きされているもの
を中心にしていきましょう。
定期的に安くなるもの
コストコはずっと置いてある定番商品でも定期的に安くなるものがあるんですね。
こういった商品は普段は利益が取れない、もしくは薄利で仕入れ対象外だけど安くなっている時期なら仕入れ対象というパターンになります。
定番のコーヒーやお菓子などに多いです。
事例①じゃがりこ
↓のじゃがりこはコストコにいつも置いてある定番商品です。黄色いマーカーで普段より200円安くなっていますね。
こちらの商品をJANコードで読み込むと↓のカタログがでます。
200円安くなっているのでこのカタログでも現状少しだけ利益が取れますね。
FBAへの送料もかかるのでこの利益では仕入れ対象外かなあといった感じです。
これを他のカタログがないかキーワード検索してみましょう。
見つかったのが↓のカタログです。
24個入りのカタログが見つかりました。
こちらのカタログですと仕入れ値が898円×2で1796円。
利益は781円あります。
ランキングは食品の3万位ですのでそこそこ回転する商材となります。
納品する際はシュリンクラップで二箱を一箱にまとめれば24個セットになります。
僕はFBAに納品する際はこのサイズですと一個300円程で送ることになるので納品分の送料を加味すると少し薄利ですが仕入れてもいいかなあという商品になります。
じゃがりこという超有名商品なのでキーワード検索は必須ですね。
事例②カークランドおしりふき
カークランドの赤ちゃん用おしりふきは定番商品なのでいつもコストコに置いてあります。
カークランドはコストコのプライベートブランドなのですが非常に人気が高いのでどの商品も要リサーチです。
こちらをリサーチしてみましょう。
でてきたのは↓のカタログ。
oh…なんとマイナス153円です。
これに更にFBAへの納品する送料もかかるのでマイナス500円程になってしまいます。
とんでもない赤字商品だ…仕入れるのはやめよう…
となるのはまだ早いです。
本当にダメなのかキーワード検索してカタログを探してみましょう。
そこで見つかったのが↓のカタログ。仕入れ値は一個当たり277円なので280円で計算しています。
箱売りではなく箱の中身をセット売りしてるカタログが見つかりました。
3個セットカタログ→273円利益
6個セットカタログ→472円利益
箱売りだと赤字商品だったのになんと利益商品になりました。
このおしりふきは箱を開けると↓のように9個入りなんですね。
あとはこれを3個と6個に袋に入れて納品すればOKです。
わかりにくいですよね~
このように「わかりにくいもの」じゃないとリピートはできないのでリサーチしてみてください。
コストコで起こる値崩れへの考え方と対策
見るべきポイントや考え方を解説してきましたが、これらは「仕入れ」の方法です。
コストコは全国で同じ商品を扱っている性質上、値崩れが絶えない悩みとなります。
なので仕入れの工夫と同時に販売も考えないといけないんですね。
値崩れへの対策
- 値崩れする前提で仕入れる→価格が戻ったところで売る
- 供給を見極めて仕入れる→廃盤なのか確認する
値崩れする前提で仕入れる
これはかなり現実的で再現性が高く簡単な方法ですね。
値崩れはするものだと最初から想定して値段が戻ったら売る方法です。
注意点として回転が良くないと価格は簡単には戻りません。
寝かせというのはいつ価格が戻って売れるようになるか、その期間まで正確に予想するのは難しいです。
なので必ず高回転のものを仕入れましょう。
とはいえ、コストコの商品というのは大きい物が多いので寝かせには適さないことが多いです。
資金と場所に余裕がある人向けの手法になりますね。
供給を見極めて仕入れる
供給量を考えて仕入れるのも大事です。
一口に供給量の見極めといっても非常に難しいですが(笑)
供給量がわかればトレンドでもなんでもせどりで稼ぎ放題ですからね。
- 期間限定価格
- 廃盤か確認
現実的に確認できるのはこのくらいとなります。
期間限定価格
これは値札に「○日までこの価格」と書いてあるような商品ですね。
その日までしかその価格で仕入れられないのでその後はライバルが増えないと想像できます。
もう一度、じゃがりこの写真を見てみましょう。
11/05まで898円です。
ということは11/04日や5日にリサーチしてその時に出品者が増えていなければ値崩れは起きにくいはずです。(実際にはすでに買ってるけどまだ納品していないライバルがいるはずなので少しは増えます)
廃盤か確認
「*」マークの商品は次回入荷無しなので廃盤の可能性もあります。
回転のいい廃盤であれば仮に値下がりしたとしてもまた値段は上がります。
もちろんコストコに入荷しないだけなので実際に廃盤かどうかはメーカーに直接聞くのが確実です。
「*」以外にも季節商品も廃盤のようなもので、一度入荷してそれが売り切れたら来シーズンまで入荷しないというものもあります。
夏にはカヤック、冬には加湿器などがそういった商品でした。
まとめ
- 値札は末尾66と77、値引きされてるものを中心に見る
- 人気商品はキーワード検索
- JAN検索でカタログがでないところからリサーチスタート
- カークランドは人気
- 値崩れは常に想定して仕入れる
以上コストコせどりの解説記事でした。