
こちらではメルマガ登録特典として日用品や食品せどりで活用する「セットカタログ」を効率よく検索する方法を解説いたします。
セットカタログリサーチの力は様々な場面で活用できます。
特に日用品や消耗品、食品の90%以上はセットじゃないと利益が取れないので、ドンキホーテやコストコでの仕入れに非常に役立ちますよ。
- なぜセットカタログなのか
- どういうジャンルにセットカタログがあるのか
- 効率的なセットカタログを探す方法
これらを徹底解説いたします。
是非、読んで店舗で試して、また繰り返し読んで身に付けていただければと思います。
なぜセットカタログを探すのか
単品では利益が取れない?セットカタログだと利益が取れる?なんで単品だとダメなの?
僕自身、長らくこれに気づけなかったので単価の低い日用品や食品は仕入れ対象にならないのではないかと思い込んでいました。
しかし、単価の低い日用品でもセット販売することによって単品では利益商品ではなくスルーしてしまう商品が利益商品になるケースは多々あります。
この理由はセット販売になると送料比率が下がるからです。
- 単品1000円の商品→送料+手数料で500円程度。売り上げの50%が送料手数料。
- 単品1000円の商品を3個セットにして3000円→送料+手数料で800円程度。売上の約26%が送料手数料。
このようにセットになり単価が上がると明らかに送料の比率が下がります。
セットにした場合、単品よりも安くないとセットカタログから購入する理由がないので単品より1個当たりの販売額は安くなりますが送料分が浮くので利益がとりやすいんですね。
セットカタログの方が単品より安いのでお客様も選びやすいです。
商品例
実際の商品例を挙げてみましょう。こちらはドンキホーテでよく見るノルコーポレーションの柔軟剤、単品は1540円に15ポイントで販売されています。

仕入れ値は750円想定でやってみましょう。
750円仕入れ→1540円販売だと↓のように150円しか利益がありません。しかもAmazon本体がいるので更に値下げしないと売れないでしょうからこれでは仕入れ対象外です。

よくよくリサーチするとこれは2個セットのカタログがあります。
2880円だと1個当たり1440円と単品を買うより安いですね。
利益計算は1500円仕入れ→2880円販売で597円利益。Amazon本体もいないしこれなら仕入れ対象になりますね。

このように単品では利益がないものでもセットになると利益が出るんですよね。
日用品、食品はセットカタログを探すスキルが身に付くと格段に仕入れできる量が増えます。
セットカタログがあるジャンル
「セットカタログが利益が取れるのはわかったけど日用品や食品って言われても広すぎてどれをリサーチすればいいかわからない!」
「セットカタログのリサーチは手間がかかってやってられない!」
そう思いますよね?
僕もせどり始めて2年間くらい思っていました。
今や僕のせどり歴は3年半。
長い経験の中でセットカタログがある商品の傾向を掴んでいるので特別にそれをお伝えします。
食品
食品の中でも
- カップラーメン
- 袋麺
- 鍋つゆ
- カレーなどレトルト食品
- オートミールなど健康食品
- お菓子
- パスタなど乾麺
- コーヒー
このあたりですね。
大事なのは消費者の立場に立って考えることです。
例えば調味料というのはセットカタログが比較的少ないジャンルなんですよね。
醤油や塩って使い切るのにすごく時間がかかります。なので複数で買う必要があまりなく単品が買われるからです。
こういったジャンルはセットよりも「大容量の単品」が好まれますね。
それに比べてラーメンやレトルトのカレーなどは、ちまちま単品で買うよりも12個セットや24個セットを買う人が多いですね。
「たくさん使うもの」「すぐ無くなるからまとめ買いしたいもの」
これがポイントです。
たくさんの種類をまとめた「アソートカタログ」もあるのでチェックしましょう。
ヘアケア
シャンプー、トリートメントなどのヘアケア用品。
これは鉄板ですね。ほぼすべての商品にセットカタログがあるのではないでしょうか。
とはいえ、これも傾向があります。
- シャンプー本体とコンディショナー(トリートメント)本体のセット
- シャンプー詰め替えとコンディショナー詰め替えのセット
- シャンプー詰め替えの複数セット
- コンディショナー詰め替えの複数セット
こういった組み合わせが主流です。これらの商品で安くなってるものがあったらセットカタログを探しましょう。
…おや?ない組み合わせがありますね。
そうなんです。
実は「本体の複数セット」というのはかなり少ないんです。
カタログ自体少ないしあっても売れてないことが多く、リサーチから外してもいいジャンルです。
本体を最初に買って、その後も繰り返し使う人は詰め替えを買うので本体の2個セットや3個セットというのはあまりないんですよね。
詰め替えは複数セットの需要が強いのでリサーチ必須です。
洗剤&柔軟剤
洗剤&柔軟剤はせどり的に非常に人気の商材です。
洗剤はシャンプーなどより、本体と詰め替えの需要の差が激しいです。
プレミアになるのはほとんど大容量の詰め替えで本体は廃盤になってもあまり価格は上がらないです。
セットカタログも詰め替えの〇個セットかケースのセットを狙うことになります。
洗剤で最も利益がとりやすいのはケースカタログです。
ペットフード
ペットフードもセットで利益がとりやすいジャンルですね。
缶やパウチは12個や24個のセットで、少し大きい2キロサイズのペットフードは2個セットなどがあります。
日用品
日用品と聞くと広くてピンとこないですよね。
日用品の中でセットカタログがあるものは
- 日焼け止め
- カイロ
- 防虫剤
- 掃除用品(クイックルワイパーとか)
- おむつ
- 除菌シート
- ハミガキ
など日用品は様々なので難しく感じるかもしれません。
これもポイントは食品の時にお話しした通り消費者の立場に立って考えましょう。
結局のところ需要がなければ売れませんし需要があればカタログがあるはずです。
「1個じゃすぐ無くなってしまうもの」や「まとめ買いしたいもの」であるかがポイントです。
まとめ買いしたいものはセットカタログがある。消費者の立場に立って考えましょう。

セットカタログを探す3つの方法
さて、だいぶセット商品のことがわかってきましたね。
次はリサーチ方法です。
これがけっこう難しいので僕は数年間悩んでいました。
今のやり方になってからかなり早くリサーチできるようになりましたね。
セットカタログというのはバーコードを読みこむ方法では見落としが多いのでキーワード検索がおすすめです。
セットカタログというのはJANコードが紐ついていないこともあるのでバーコードを読みこんでもでてこないパターンが多いです。
カタログを探す方法は3つです。
- Amazonアプリでキーワード検索
- せどりすとプレミアムでキーワード検索
- グーグル検索
商品の種類によって使い分けが必要なので順番に解説していきます。
Amazonアプリでキーワード検索
セットカタログを探すのに一番有効なのはAmazonアプリでのキーワード検索です。
Amazonアプリで検索するメリットは
- SEOの強い売れているカタログが上にくる(めちゃくちゃ下まで見なきゃいけないカタログはそもそも売れないのでスルーできる)
- 1ページにたくさん表示されるのでスムーズ
- JANコードが紐ついていない商品も見つかる
となります。
検索するキーワードは「商品名」もしくは「商品名+容量」が効果的です。
「パンテーン シャンプー」もしくは「パンテーン シャンプー ○○g」
「レノアハピネス アンティークローズ」や「レノアハピネス アンティークローズ 1000」など。
洗剤はケースが一番いいので「レノアハピネス アンティークローズ ケース」
なども効果的です。
洗剤に関してはメーカー箱のどこかにケース販売用のJANコードというものが記載されているのでそちらを読みこむのも早いリサーチ方法ですね。
せどりすとプレミアムのキーワード検索
せどりすとプレミアムのキーワード検索も便利です。
せどりすとプレミアムのキーワード検索はAmazonアプリでの検索に比べてでてこないカタログが多いです。
しかし、せどりすとプレミアムのキーワード検索の方がAmazonアプリよりも見やすい時というのも存在します。
有名メーカーで「カタログが沢山ある可能性が高い時」です。
有名なメーカーで人気商品の場合、2個セット4個セットケースセットとカタログがたくさんあることが多いです。
この場合、せどりすとプレミアムのキーワード検索の方が有効です。
というのも、せどりすとプレミアムのキーワード検索だと一目で損益分岐点と売れているかがわかるので短時間で複数のカタログの仕入れ判断ができるからです。
Amazonアプリでは1ページ目では価格しか見れないので
①商品ページを見る→②詳細ページを見る→③asinをコピ→④せどりすとプレミアムで仕入れ判断
となり工程が多いです。
↓はドンキホーテで1個200円で売っていたオートミールです。人気商品なのでせどりすとプレミアムのキーワード検索を使ったところ、2個セット~8個セットまででてきました。

せどりすとプレミアムのキーワード検索ですと、ミニグラフがでているのでこの画面で売れているカタログかわかりますし、損益分岐点もわかるのでどのカタログで出品すればいいか判断が早いです。
Amazonアプリでの検索とは一長一短であり使い分けが必要です。
グーグル検索
これはセットカタログの話とはずれますがグーグル検索でしか見つからないカタログというのも存在します。
出品者が長期間いなカタログはAmazonアプリで検索ではでてこないんですよね。
JANコード検索ではでてきます。
少し特殊なパターンですけどJANコードが紐ついていなくて出品者のいないカタログはグーグル検索でしか見つかりません。
セットカタログをリサーチする起点
何にでもセットカタログがあるわけではないのでどれをリサーチするのか起点が必要ですよね?
セットカタログをリサーチする起点としては先ほどお伝えした通り「消費者心理を考える」という事と、単品の仕入れ値が損益分岐点に近い事です。
単品の仕入れ値が損益分岐点に近いという事は、送料比率が高い状態なので送料比率が下がる複数セットなら利益になる可能性が高いのです。
事例
↓はドンキホーテにあったニベアのボディミルク。クーポンを使って仕入れ値は657円です。

単品で計算するとー71円です。「ー71円」って惜しいですよね。これであれば複数セットになれば利益がとれそうです。

2個セットをリサーチしたところカタログがありやはり利益が取れました。

このように単品をバーコード検索して惜しかったらセットカタログを探すというのも効率的です。
以上がセットカタログを探す方法でした。
ドンキホーテ、コストコ、イオン、ドラッグストアなど様々な場面で使えるテクニックなので試してみてください。
最後にお願いがあります。
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それではありがとうございました!