完全版keepa判断術【これができれば初心者脱出】

 

 

こちらはkeepa判断術の記事となります。

この記事を読むべき人

  • 店舗せどりに興味がある人
  • 店舗に行っても仕入れができないことが多い人
  • 月利10万以下の人

なぜ店舗せどりに限定しているかですが、ここで紹介する波形というのは電脳ではほとんど見ることはありません。

店舗にずっと残っている古い商品に多い波形なので店舗せどり向けの内容となります。

keepa判断術とは

この記事は仕入れ判断でつまづきやすい4つのkeepa波形の解説となります。

僕自身、初心者のころ仕入れ判断が甘くてたくさん利益商品をスルーしていたんですよね。

僕はコンサルもやっていますしせどりサロンで講師もやらせていただいています。

初心者とたくさんやり取りするわけです。その中で何度も思うことがありました。

「みんなkeepaでの判断が甘くてスルーしてる商品多いな、自分の時と同じだ」と。

この記事ではそんなスルーしがちなkeepa波形を4つに分類して

「何故見落としやすいのか」

「何故これが仕入れ対象なのか」

を解説します。

 

この記事を読むことによってこう変わります。

  • 見落としやすいkeepa波形がわかる
  • 今までスルーしていた商品が仕入れれるようになる
  • 仕入れが増えてせどり収入が増える
  • 解説を読む事によって仕入れ判断の不安が減る
  • 仕入れができるようになり店舗せどりが楽しくなる

keepaがないと仕入れ判断は厳しいのでkeepaは必ずインストールしておきましょう。

リサーチツールは「せどりすとプレミアム」が最善ですがまずは無料の「アマサーチ」からで大丈夫です。

この記事ででてくるkeepa画像はほぼせどりすとプレミアムのものとなります。

無料のアマサーチでもこの記事の内容を理解し僕のブログに書いてある通りに行動すれば間違いなく月に5万円は稼げるでしょう。

みんな利益商品は見てるし手に取ってる可能性が高い

 

実は利益商品というのはみんな見ていたり実際にバーコードを読んでいるのに仕入れをスルーしているということも多々あります。

実際にはリサーチしてるのに利益商品と認識してないなんて悲劇ですよね。

後から気づいたことですがこのミスを僕もよくやっていました。

でも大丈夫です。

この記事の内容を理解すればリサーチしたものが本当に利益がでないのか実は利益商品なのかが今後はわかります。

これが正しく判断できれば必ず仕入れ量は増え稼いでいく事ができます。

見逃しやすい4つのkeepa波形を解説します。

 

僕自身のことを思い返してこれは初心者の時スルーしていたな、わかりづらい波形だな、という波形を4つに分類しました。

どれも見逃しやすいものなので是非覚えてください。

 

①出品者なし

まずは出品者なし波形です。

これは低ランキングと併発することが多いです。

長期間出品者がいない

出品がないから売れない

ランキングが下がる

といった理由ですね。

需要はあっても出品がなければランキングが下がってしまいます。

 

出品者なしの商品というのは他の商品と違い

  • 自分一人でカートを独占できる
  • 価格を上げても売れる可能性がある(自分からしか買えないので高くても売れる。そもそも古い商品だと比較対象がなく購入者は相場がわからない)
  • 出品者が自分一人なので値崩れしない

と良い事ばかりです。

こういった古い商品に出会えるのは店舗せどりならではの魅力です。

事例

 

こちらビックカメラに売っていた自転車の部品のような商品。1580円です。

せどりすとプレミアムで読み込んでみると三か月のkeepa波形が出てきます。

↓のように三か月だと出品者がいないですね。これでは売れるのかどうかわかりません。

 

そこでまずは一年で見てみましょう。

一年以内に出品があればそこで判断できますが、この商品は一年でも出品者がいなかったので全期間で見てみました。

 

全期間で見るとAmazon本体が売っていた期間は3500円付近で売れていたようです。

1580円仕入れで3500円販売であれば1000円程利益が出そうですね。

 

古くても売れる?

 

ねこ
ねこ
言いたいことはわかるけどそれって昔のデータじゃん。昔売れてたからって本当にそんなの売れるの?

と言われそうです。僕もそう思ってました。

実際に販売してもらえばわかりますがほとんどの場合、昔のデータ通りに売れます。

そもそも購入者は自分が買う商品が古いかどうかわかってないことも多いですし、これが絶対にほしいから買うというパターンもあります。

みんな自分が普段買っている家電製品とか最新型か確認して買っていますか?何年製か知っていますか?

僕はそれがわかるのはスマホくらいです。

古いかどうか知らずに買う人も多いんですね。

あとは絶対にこれがほしくて探してる人は古くても買います。

売れないパターンとしてパソコンやスマホなど古いものより新しい物の方が機能が進化しているものは昔のデータはあてにならないことが多いです。

そのパターンでも販売価格が安ければ売れることもありますので仕入れ値が安ければ昔に売れていた価格よりも下げて販売することを考えてみましょう。

出品者がいないのは売れたから

出品者がいない商品というのはただ古いだけでなく

「売れ続けて市場在庫が無くなった商品」

なんですね。

ただ古い商品であれば出品者は途切れないわけです。

出品者がいない商品というのは、売れ続けて出品者がいなくなるくらい需要のある商品の可能性が高いので要チェックです。

 

②低ランキング

低ランキングもかなり見落としやすいです。

みなさんランキングは何位だとkeepa波形を確認しますか?

ランキング10000位ならわざわざkeepa波形を見ないことも多いのではないでしょうか?

ではランキング10万位なら?

もしくはランキング50万位ならどうですか?

僕は昔ランキング10万位くらいなら確認してましたがランキング50万位くらいまでいくと確認せずにスルーしていました。

ところがこれが場合によっては売れるんですね。ランキング50万位でも売れます。

低ランキングで仕入れ対象になるのは

今の価格では高くて売れずにランキングが下がってるけど価格を下げれば売れるパターンです。

仕入れ値が凄く相場より安い場合に発生します。

事例

↓の美顔器がドンキホーテに2200円で売っていました。リサーチ時の新品価格は7800円くらいでした。

波形を見てみましょう。↓は三か月波形。ランキングは12万位くらいでほとんど売れていませんでした。

三か月で5回ほどは売れていますがこの回転では仕入れ対象外です。

 

とはいえ仕入れ値が2200円と安いので何とかなるかもしれません。

1年間で見た波形が↓です。

8000円付近では三か月で5回しか売れていませんでしたが、6000円を下回ったあたりでかなり回転良く売れています。

このように長期で見ると5000円~6000円であれば数日で売れる商品なことがわかります。

最初のリサーチ時の出品価格8000円付近では売れない

でも仕入れ値が2200円と安い

5000円まで下げて売れば回転もよいし利益も十分にある

長期間でkeepaを見て値下げを考慮することで最初は仕入れ対象じゃなかったものが仕入れ対象になりましたね。

店舗せどりをやっていて古い商品に出会うとよくあるパターンなので是非覚えておきましょう。

 

 

③ランキング0位

ランキング0位

これも曲者です。

僕がランキング0位の存在に気づいたのはせどりを始めてから、なんと1年以上経ってからでした…

1年以上の間、「ランキング0位は1回も売れてない商品でしょ」とkeepaを確認さえせずスルーしていたんですよね。

これを読んでいる皆さんはこんな悲劇を起こさず最初からランキング0位は仕入れ対象であることを認識して確認していきましょう。

ランキング0位というのはkeepaがデータを取れていないだけで売れていないわけではないです。

というか実質ランキング3桁みたいなめちゃくちゃ売れてるものでもランキング0位の事もあります。

ランキング0位の仕入れ判断基準

ランキング0位の仕入れ判断基準は3つ

  • keepaを全期間で見てみる
  • 出品者推移
  • レビュー数

keepaを全期間で見てみる

 

最近はランキンググラフが無くても過去にはランキンググラフがあるパターンがあります。

全期間で見て過去のランキング推移がわかれば基本的には今も同じように売れるので判断できます。

出品者推移

 

売れてる商品というのは出品者が増減します。

出品者が一定なのはメーカーからクレームがくるような商品のみで、せどりで扱える商材というのは売れていれば出品者が一定という事はほとんどないんですよね。

↓はランキング一桁のマスクです。出品者が増えたり減ったりと一定の時がないですね。

こういった出品者の動きの商品は仮にランキング0位であっても売れていると予想できます。

 

レビュー数

 

レビュー数も判断要素になります。

レビューは100回購入されるごとに一回あるといわれています。

この数字の真偽はともかく売れてる商品にはレビューがつくし、売れてない商品というのはレビューがついていないんですよね。

レビューが10以上ついていれば需要はそこそこあると考えてOKです。

レビューが3以下はほぼ売れないと考えたほうが良いです。

3~10くらいだと回転は弱そうなのと販売価格次第で安ければ売れるかなあといった感じです。

基本はランキングの推移でみるのでレビューは気にしませんがランキング0位の時はレビュー数も気にしてみましょう。

 

事例

 

↓はドンキホーテに売っていたスマホTVBOX。385円ですね。

波形を見てみましょう。↓は3か月波形。ランキング0位でしたのでランキンググラフが表示されていません。

出品者も動きが鈍いし少し増えていますね。価格も一定だしこれを見る限り売れなそうなので仕入れ対象外です。

↓は全期間で見た波形。

おや?2000円~2500円の間で売れていますね。仕入れ値は385円ですしこれなら良さそうです。

↓はプライスターの売れたもの画面。出品して1週間ほどで1800円くらいで売れて1個当たり840円利益でした。

 

1週間で売れたのは思ったより早かったですね。

一定の早さで売れるわけではないのでこの波形ですと販売価格が1800円なら月に5個くらい売れるかなあと思っていました。

④バリエーションカタログ

バリエーションカタログとは一つのカタログに複数の商品が登録されているカタログの事です。

カタログ内のどれかが売れればランキングが動いてしまいますのでランキンググラフの信頼性が低く仕入れ判断が難しいです。

↓のようなカタログですね。カラーでのバリエーションや、靴のようにサイズでのバリエーションもあります。

バリエーションが一番難しい

最後の難関バリエーションカタログ。

これは非常にわかりずらいのでスルーしている人が多いのではないでしょうか。

わかりずらいですよね。

売れるか不安だからつい考えるのをやめてスルーしてしまいます。仕入れなければ損はしないですから。

実際何も考えずに仕入れて後から確認したらバリエーションカタログで意外と売れなかったということは多々あります。

しかし安心してください。ここでバリエーションカタログを徹底解説しますので苦手意識を克服しバリエーションカタログで利益を増やしていきましょう!

バリエーションカタログを理解できれば必ず仕入れが増えます。

バリエーションカタログの仕入れ判断基準

バリエーションカタログの判断要素

  • ランキンググラフのパターン変化
  • 出品者推移
  • レビュー割合

 

ランキンググラフのパターン変化

バリエーションカタログというのは今はバリエーションカタログであっても過去には単品カタログである場合があります。

単品カタログ→バリエーションカタログに統合された商品はkeepaを長期間で見ると単品カタログ時代のランキング推移が見れます。

↓の商品はバリエーションカタログですので長期間で波形を見てみましょう。

↓は1年間で見た波形です。急にランキングが変化したタイミングがありますね。

これはこのタイミングでバリエーションカタログに統合され他商品が売れてもランキングに反映されるため平均ランキングが上昇したものと思われます。

こういったバリエーションカタログはわかりやすいですね。

ランキングが急に変化する前の売れ方がこの商品単品での売れ方となります。これはバリエーションカタログになっていても単品カタログ時代と同じように売れると考えて大丈夫です。

ただし洗剤など新製品と旧製品が同じカタログにされてしまっている場合は旧製品は以前ほどは売れないことが多いです。

また、他バリエーション価格との関係もあります。

上のカタログの場合、黒が4408円です。

色は好みがでるので高くても売れる可能性が十分ありますが他の色と比べてあまりにも高い場合は売れにくくはなるでしょう。

 

出品者推移

出品者の推移でも判断できます。

これはランキング0位の時に記載したのと同じ考え方で出品者が激しく増減している商品や出品者が右肩下がりに減っていってる商品は売れていると判断できます。

 

パターン①

↓は3色のバリエーションカタログです。

keepa波形を見ると↓のようになっています。

売れている商品というのは前述の通り出品者が増減します。

この波形くらい常に出品者が変動しているという事はこのこの商品は売れるであろうと想像できますね。

パターン②

出品者の増減がそれほどない場合にも出品者の途切れ方で判断することもあります。

↓のようにしばらく出品者1人だったけど途切れた場合は売れている可能性があります。

 

【注意点】

出品者の減少は売れた時だけではありません。

  • Amazonで売れた
  • 楽天やYahooショッピングなど他販路で売れた
  • 実店舗を持っているショップで実店舗で売れて在庫が無くなった
  • 売れては無いけど出品をとりやめた

などいろいろと理由があるので出品者が減ったから売れたと確定はできません。

あくまで判断要素となります。

 

レビュー

パターン変化と出品者推移でもかなり判断できますが心配な場合はレビューまで確認しましょう。

レビューは100個売れるごとに一回つくと言われています。

この話の真偽はわかりませんが、事実としてレビューがついてる商品は売れますし売れてない商品にレビューはつきません。

なのでバリエーションカタログ内のレビューを確認するのが仕入れ判断には役立ちます。

↓のvariationsをクリック

variationsをクリックすると↓の画面になります。

右の黄緑色がレビュー数です。

少し隠れている左の水色部分がレビュー割合です。

ここで見るレビュー数はこのカタログの中のasinごとのレビュー数です。

レビューが多くついているasinはバリエーションカタログの中でも売れているasinとなります。

※更に個別のasinごとのレビューを確認すると間違いないです。

 

asinごとのレビューの確認方法は次の通り。

Amazonの商品ページ内にあるカスタマーレビューの「>」をタップ

次にフィルタをタップ

ここにチェックを入れると指定したasinのレビューが見れます。

 

バリエーションカタログであってもそのasin自体のレビューが多ければ間違いなく売れますよ。

まとめ

 

見落としやすい波形をまとめます

  • 出品者なし
  • 低ランキング
  • ランキング0位
  • バリエーションカタログ

全てに共通することですがkeepa波形は長期間と短期間の両方で確認するのが良いです。

バリエーションカタログ以外の波形は長期間で見ることでほとんどの場合、正しく仕入れ判断できます。

長期間で見ると月に何回売れているかの判断が甘くなりがちなので必ず短期間での売れ行きも確認しましょう。

この記事の内容を覚えてリサーチすれば間違いなく仕入れ量は増え、月に5万円以上は稼げるようになるでしょう。

是非がんばってください!